私は、幼少期から“人と比べられる”ことが当たり前の環境で育ちました。
自分に自信が持てず、いつも足元がぐらついているような感覚の中で学生時代を過ごし、人との関わりにも壁を感じていました。

そんな私が、大人になってから様々な学びと出会い、自分自身と向き合うことでようやく「自分を好きになれる」ようになりました。
自分を認められるようになると、自然と他人も受け入れられるようになり、良い仲間にも恵まれました。

教育現場で10年以上働く中で、制度上どうしても“集団の中の一人”として扱わざるを得ない状況を多く見てきました。
子どもたちもまた、自分らしさを押し殺して周囲に合わせることを求められています。

だからこそ、私はこの活動を通して「個」が輝く社会を実現したいと思っています。
自分を知り、自分を認め、自分を生きる。そんな連鎖が広がっていくことを願いながら、一人ひとりと丁寧に向き合っています。